走行直前のメンテナンスの重要性

バイクを定期メンテナンスで整備する事は命を守るために重要です。
年に一度程度程度ですが近隣の整備工場で、1万円くらいでやってくれます。
もっと大事なのは走行直前に自分で行うメンテナンスです。

特にエンジンの異常などはそいの都度でないと発見できない事も多々ありますから、ぜひ積極的にしましょう。
燃料を充分に補充しないままツーリングをしたとしたら、途中でガス欠になって立ち往生するのはむろんです。
まったく人里離れたオフロードだったら、数キロを自分で押して移動す羽目になってしまいます。
これは山岳道路ではとても危険な事です。

タイヤにすでにスリップサインが出ているにも関わらず、タイヤ交換の手間を省けば、特にスリップしやすい雨期に命に関わる大事故を引き起こす危険度が増します。
ブレーキオイルやバッテリー点検も同じ事です。
直前の点検整備の中にはプロと一緒でないと難しいものも、0ではなくいくつもありますがその時は定期点検の際でも、相談してみる事ができます。

メンテナンスをしていくポイント

プロの整備士のようなバイクを解体しての点検ではなく、最低限自分が困るであろう事を想定して、初心者でもできるメンテナンスの方法をチェックします。
ポイントとしては燃料がツーリングを完遂するのに十分なな燃料となっているかの点検や、オイル交換などツーリングには絶対不可欠な部分に着目するのがポイントです。
ヘッドライトやウインカーなど光が点滅するパーツの点検は、点灯チェックだけなので初心者でもできる点検方法になります。
もちろん、定期点検でもプロは忘れずに点検してくれていますが、再度異常がないかどうかを走行前にチェックする事は大きな事故防止の鍵です。

バイクを買ったら最低限の工具もそろえておきましょう。
特にマニュアル車はチェックポイントが多くなるはずですが、オートマチック車でもいつもと違うエンジン音など、何か違和感を受けたら臆する事なく近隣の整備工場もしくは販売店などに相談する事が、事故防止につながります。

メンテナンスの具体的方法

エンジンオイルやヘルメットあるいはタイヤなどは消耗品ですから、賞味期限が過ぎたものは交換しなければなりません。
湿気や温度あるいはエンジン内を巡回している間にゴミやさびかすなどが混ざり合って、汚れていますので最低半年に一度は交換するのが妥当です。
廃棄オイルの始末は環境問題にもなりますので、やたらなところには破棄できません。
処置に困ったら販売店や整備工場などに相談してみてください。

タイヤの側面に三角マークの彫り物があります。
高低差が目立たなくなった時点が交換時期です。
タイヤの空気圧も調べます。
エアゲージを自分で手に入れてもいいのですが、ショップやガソリンスタンドでも確認できますから相談してみるのが適切です。

意外と忘れがちなのがヘルメットやウエアですが、走行時の快適感を左右します。
賞味期限やバイクの種類に応じた推奨タイプというのも重要なのです。
ぜひ忘れずにチェックしてみてください。