5枚の紙幣

バイクの処分方法

新たなバイクを購入したり、劣化や事故によりバイクが乗れない状態になったり、生活環境の変化でバイクに乗る機会が無くなったりと私たちにとってバイクが不要な状態が出てくることがあります。
そのような際、バイクの処分をするには二つの方法があります。

それが下取りと買取です。
二つは似ているように見えて違いがあるのできちんと両者の違い、メリットとデメリットを理解したうえでバイクの処分方法を考えることが必要になります。
そこで、ここでは二つの違いを紹介していきます。

バイクの下取りとは

下取りというのは新しいバイクを購入する販売店に査定額を付けてもらい引き取ってもらう方法です。
下取りの際には販売店が手続きを進めてくれるので、自分では特に書類の用意の必要がありません。

下取りを利用するメリットとしてバイクの代替でのお金の動きを最低限にできるということです。
例えば新たに購入するバイクが50万円で下取り額が30万円であれば、購入額は20万円となり自分で用意する金額は購入額の20万円で済みます。
また、下取りを利用すると新しいバイクを購入し契約をして新車の納期まで今までのバイクに乗ることができ、手元にバイクが無い期間を作らず乗り続けることが可能です。

下取りのデメリットとして買取よりも査定額が低くなることが多いということです。
ただ、これは必ずしも下取りが買取よりも安くなるとは限らず、下取りがあることで新たなバイクの購入額が安くなることもありトータルでは得をするという可能性もあります。

バイクの買取とは

買取というのは新たなバイクを購入するバイクショップとは別に買取業者やリサイクルショップといったところにバイクを買い取ってもらう方法です。
下取りと違い新たなバイクをそのテンポで買う必要が無いので、買い替え以外の理由で処分をするという人は買取を利用します。

買取のメリットは買い取ってもらう業者の選択肢が広がるということです。
下取りは新たなバイクを購入する店舗でしか行えないですが、買取であれば複数の業者に見積もりをしてもらい、もっとも高く買い取ってもらえるショップで買い取ってもらうことが可能です。

一般的に査定額が下取りよりも買取のほうが高く、バイクによっては数万円単位で高くなることもあります。
下取りに比べ、新たなバイクを購入する際にはお金のやり取りが面倒になりますが、手間はかかる分手元に残るお金は多くなることが多くメリットが高いといえます。

デメリットとしては、バイクを買い取ってもらってから次のバイクを購入するまでに間が空くこともあり、バイクが手元にない状態ができてしまう可能性があること、買取してもらったバイクのお金を新しいバイクの購入資金にしたい場合にはスケジュールの調整が面倒であるということがあります。
手間はかかりますが、手間に見合った利益が得られることが多いので利用する価値は十分にあるといえます。