静岡県のツーリングスポット

伊豆スカイラインとは

伊豆スカイラインとは、静岡県道路公社が経営している有料道路です。
静岡県田方郡函南町の熱海峠から伊東市にあるまま魏高原まで、伊豆半島を縦走する40キロメートルにも及ぶ道路です。
1962年から供用が始まっています。

熱海峠から伊豆半島を縦断し、天城高原、天城峠、猫越峠、土肥峠を経て大瀬崎に至るJ字の道路が計画されたのですが、現在は熱海峠から天城高原までが供用されています。
計画線の戸田峠から土井峠までは西伊豆スカイライン、土井峠から風早峠区間は県道411号線天城高原線となっています。

伊豆スカイラインの魅力

伊豆スカイラインは海沿いを走る道路でありビュースポットが8つもあります。
どこの場所でも相模湾、駿河湾、伊豆七島、伊豆東部にある火山群、富士山、箱根山といった眺望が見られる絶景ポイントです。
天気が良く条件がそろうと房総半島や御前崎といった場所まで見られます。

東京方面からくる場合、小田原厚木道路から箱根ターンパイクを経由して伊豆スカイラインに入れば小田原から伊豆高原まで約70キロメートルを走破でき、とても気持ちの良い走りが楽しめます。
伊豆スカイラインもコーナリングが多くワインディングロードが楽しめ景色も視界が遮られることが少なく爽快感もあるので昔から多くのバイカーに人気です。

注意点

伊豆スカイラインはワインディングロードが多く景色も美しいので爽快に走りを楽しめる場所です。
そのため休日は特にライダーが多く集まります。
そうすると初心者や上級者まで幅広いレベルの人たちが同じ道路を走ることになります。

初心者はゆっくり走ることもありますし、それに対して上級者はハイスピードにコーナリングを楽しむという人も出てくるので周囲のバイクの動きには注意が必要です。
休憩所も多くあり、伊豆スカイラインの中でも食事を楽しめるスポットが多くありますが、こういった場所でも多くのバイカーが集まります。

そのため混雑することもありますし、休憩所付近を通過する際には休憩所に出入りするバイカーにも注意しながら運転することが重要です。
観光客も多く訪れる場所でもあるのでシーズンには二輪車だけでなく四輪車も混雑することもあることを理解しておきましょう。

また、伊豆スカイラインは海沿いの高いところを走るためかなり寒いことがあります。
防寒をすると同時に冬場は路面が凍結することもあるので道路状況を確認してから訪れるようにしましょう。

道路は6時から22時までは走行が可能であり、それ以外の時間は無料で走行できることでも知られています。
夜間は無料で走れますが街灯が無く真っ暗な道を走ることになりますから初心者には不向きです。