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ビッグスクーターの良さを再認識できるSUZUKI BURGMAN 400 ABS

国内のスクーター市場では、250㏄以上の大型よりも日常の足として使い勝手の良い150㏄以下の小型の人気が高まっています。
さらに平成28年からの排ガス規制によって多くのモデルは生産を終了してしまいました。

そのような流れから世間的に小型志向が強まっている傾向が強くなってしまったのです。
しかし、この流れを変えるモデルとしてスズキから登場したのがSUZUKI BURGMAN 400 ABSです。
SUZUKI BURGMAN 400 ABSはスカイウェイブ400の後継機種という位置づけになっています。
しかし乗ってみるとスカイウェイブとは全くの別物でありマイナーチェンジではありません。
完全なニューモデルという認識が持てるタイプとなっています。

最近は小型志向が強まっていて大型のスクーターは良いものがないと諦めていた人でも満足できる仕上がりです。
ここでは、このSUZUKI BURGMAN 400 ABSの特徴を紹介していきます。

SUZUKI BURGMAN 400 ABSの特徴

SUZUKI BURGMAN 400 ABSに乗ると最初に驚くのが発進と加速のフィーリングの良さです。
スカイウェイブは高回転するまで豪快にパワーの絞りだしが必要でしたが、BURGMAN 400 ABSは中低回転域でのトルクもとても太いです。

低回転でも遠心クラッチがつながっているためするっとした動き出しで騒々しくありません。
すべりやすい路面やUターンといった場所でも安心して走れます。
全体的に力強い加速で安定感があります。

市街地のような加減速が頻繁に起こる場所ではクラッチの断続タイミングやエンジンブレーキの効きからとても運転しやすくなっています。
高回転時には若干もの足りなさを感じるかもしれませんが、日常の走行でよく使う中間加速が充実したことを考えると使い勝手は良くなっていると感じられる仕上がりです。
気になるノイズや振動も出ないので街乗りでも気持ちよい上質な走りが感じられます。

SUZUKI BURGMAN 400 ABSの軽さ

スカイウェイブに比べてBURGMAN 400 ABSは8キロ軽いですが、走っているとそれ以上軽くなっていると感じます。
これもエンジン特性が効いており、車体剛性も高く着座位置が高いですからハンドリングもダイレクトに反応します。

市街地や峠道といった場面では大きさや重さを感じることなく走ることができ、爽快です。
使い勝手はとても優れており、ウインドプロテクションの充実や足の着きの良さなどどこをとっても小型スクーターにはない快適さを感じられます。