レトロな見た目が印象的なカワサキW800カフェ

スワロータイプのハンドルにビキニカウルを装着したレトロな見た目が印象的なモデルが、カワサキW800カフェです。
他マシンとは異なった特徴的な見た目をしているどこか可愛らしいマシンで、旧型モデルから変わらず多くのライダーに愛されています。

ビキニカウルは操作性能を落とすことがないようにコンパクトサイズに設定され、LED式ヘッドライトを搭載。
ライト点灯時ロービームでは4灯が点灯、内部は6室に分かれていますので、街灯がないような暗い夜道を走る際にも安心の造りです。
ストリートモデルとは異なりM字形のハンドルバーとグリップヒーターが搭載され、運転のしやすさはもちろん、カフェならではの親しみやすい見た目に拍車をかけています。

走行性能も高く旧型モデルファンも惹き付ける

新型モデルとして発表されたカワサキW800カフェでは、ストリートと比べて走行性能が心配されていましたが、ストリートの走行性能をそのままに、より運転がしやすく作られています。
急な坂道などアップダウンの走りやすさに、コーナリングのスムーズさをはじめ、ある程度負荷がかかりそうなライディングもその走行性能の高さからスムーズな走りを叶えます。
長距離ツーリングやメンテナンスを自分自身で行いたい方にもわかりやすいように、メーターの文字盤も2つにわけて設置されており、旧型モデルとはまた違った味わいをしているのも特徴です。

旧型に比べハンドルグリップの位置を下げ、シートの高さを上げたことで操作がしやすくなったことをはじめ、リヤブレーキにはドラムでは無くディスクを採用。
合わせてハイグリップなK300GPを合わせたことでブレーキ性能をアップさせました。
本体そのものの軽量化にも成功しており、ホイールサイズのダウンと合わせて、ブラックアルマイトに仕上げたアルミリムがデザイン性能にも拍車をかけています。

中~高回転域の吹け上がりも心地が良く、長距離ツーリングにも適したモデルです。
体重移動を素直に受け入れてくれるマシンの従順さも、走りやすさを感じる理由と言えるでしょう。

初心者ライダーでも乗りやすいモデルに進化

以前のモデルはどちらかというと上級者ライダーから愛されているモデルでしたが、カワサキW800カフェのモデルは初心者ライダーでもライディングを楽しみやすいモデルとなっています。
カフェになった事で走行性能が落ちることも無く、あくまで好みの差が出てくる部分となりますが、いずれも走行性能が高いモデルであることに替わりはありません。
街乗りをすることが日頃多い方はもちろん、高速道路でのライディングが多い方にもピッタリのモデルと言えるでしょう。