ヤマハFJR1300の特徴

元々欧州への輸出用に開発されていたので、日本人の間では知名度がさほど高くありませんが、ツーリングを楽しみたいツアラーの間では、人気が高まっていた大型バイクの1つです。
2001年から2005年まで製造されていました。
全長2195mm全幅716mmシート高805mmですからスリムで長い車体に若干高めのシート高が特徴の1つです。

燃料タンクが25Lと大容量なので、遠方までツーリングしたい人にぴったりのまさにツアラーバイクになります。
余裕で3000KMを走行できる事に加えて、くねくねに曲がりくねったワインディングロードでは特に、本領を発揮できる馬力を兼ね備えている点も特徴の1つです。
対象が欧州のツアラーですからこの力強さは当然でしょう。

日本の技術を総動員して開発された最高峰のバイクである点は、特にドイツの専門雑誌で高く評価された事からもうかがえます。
実際に欧州デビューしてまもなく大量の販売台数を記録し、日本の優秀さを世界に知らしめたのです。
従来大型二輪では空冷エンジンが標準だったのを、水冷エンジンに改良されています。

その他にもいくつかの改良を重ねた結果ハンドルのゆれを最大限に抑え、燃料噴射装置を新たに整備した事によって良好な燃費率をあげたのです。
ウインドスクリーンやパニアケーウも標準装備されています。
安全性にも配慮されているゆえに、ABSも標準装備ずみです。

欧州での販売が終了してからは日本の環境に合わせてマイナーチェンジされています。
開発以来10年以上たった今一でもプロアマ両方からの評価が高いです、

乗り心地

ヤマハFJR1300は発売された2001年以降毎年更新されているので、モデルの種類は他社以上に豊富です。
実際開発者自身が向こう10年は熟成していきたいと述べている通り、少しずつ改良されながら今日にいたっています。
とりわけ車体カラーは毎年更新していますから、通からみればカラーを見ただけで年式がわかるはずです。

口コミや評判サイトを見ても高評価がずらりと並びます。
顧客満足度がすこぶる高いというのも、臆する事なく改良し続けた結果でもあるのです。
乗り心地評価に関しては油圧式クラッチが採用されているので、エンストを起こす事もなく高速道路であっても快適に走行できます。

オートマチックを採用しているので面倒な操作が不要です。
ですから操作は簡単で便利ですが、他は手動ですからマニアックな操作を楽しみたい人でも満足できます。
ウインドスクリーンを電動で角度調整できるので、ライダーの体格の違いや風の強弱にも柔軟に対応できるのも、人気を集めているポイントです。
ヤマハFJR1300の特徴はずばり扱いやすさにあると言って良いのではないでしょうか。

ヤマハFJR1300の魅力

ライダーの気持ちにたった開発がされていますから、顧客満足度が高いのはもちろんですが長時間走っても疲れにくさがある点は魅力です。
ヤマハFJR1300の快適さはハンドルにもおよんでいます。
好みに応じて3段階まで調節可能ですから腕も楽です。

もちろんメインシートも調節できます。
盗難予防にイモビライザーが装着されているなど随所にヤマハならでの工夫がされている事に加えて、積載量もありますからキャンプツーリングにもおすすめです。