ヤマハ製トリッカーはどのいようなバイクか

2004年から2017年まで製造された250ccタイプの街のり向けのバイクです。
法律改正に伴いいったん生産そのものをやめています。
翌年に制度に適合できるよう改良して生産を再開、女性ライダーからも人気のあるバイクの1つです。

2018年現在シルバープラスイエロー、ブラック、アオベージュの3カラーがラインナップされています。
コンセプトはどこでもいつでもどんな場所でも楽しく走れるというものです。
若い女性タレントをイメージキャラクターに起用して、コンパクトなのに馬力があり、使い勝手良好、走りやすい、足つき良好といったように乗り心地が快適で気楽に乗り回せるアイテムという印象を強調しています。

全長1980mmで装備重量125kg、シート高810mmなので小柄な女性でも足つきがよく、ストレスなく乗り込めます。
外見は細身で小型です。
オフロードおよびオンロードいずれも走行可能ですがタイプ的にはオフロードバイクです。

小型にした分だけ軽量で価格も他社と比較して安価なのがメリットです。
最小限の装備にしたので荷物の積載量もコンパクト、燃料タンク容量は7リットルちょっとしかないので遠出に向きません。
オフロードバイクのお仲間入りは一応しているものの、実際はストレート系です。

主なモデル

2005年発売のトリッカーSは従来のタイプにカラーを加えて公開されました。
2008年発売はセローの兄弟車としての公開です。
燃料噴射装置採用に加えてユーザーの声に応える形で燃料タンク増量、シート形状変更、フロントフォークの変更などいくつかの仕様変更を伴うマイナーチェンジタイプとなります。

2004年モデルは全長は1980mmですがシート高は790mmと若干低めで燃料タンク容量も6㍑とさらに少なめです。
単気筒が249CCになります。

2012年モデルは従来通りの標準タイプとしての発表です。

トリッカーの特徴

女性モデル起用の印象からもわかるように、コンパクトなので小柄な人も安心して乗れます。
排気量はともかく燃料もコンパクトですから、走りというよりちょっとそこまでのツーリングをゆっくり味わいたい人向けです。
高速道路も走行可能ですがスピードの出し過ぎに要注意です。

回転速度を出しすぎるとハンドルを取られやすくなります。
比較的軽量で始動性やアイドリングも安定的です。
法改正により排気ガス規制に対応していますから、人と地球に優しいバイクとも言えます。

オフロードバイクの特徴も兼ね備えていますので、砂利道でも不安なく走行できるのも魅力の1つです。

トリッカーの魅力

なんといっても軽快で扱いやすく乗り心地も快調な点です。
初めてバイクに乗る人にもおすすめできます。
カラーにオレンジブラックとブラックとありますが、オレンジブラックはホイール周辺のオレンジが鮮やかでおしゃれです。

女性も好んで乗り回すのも外観の上品さがある程度影響しています。
ブラックは重層な印象です。

いずれにせよ快適にどこでもいつでも走っていられる、コンセプトのままの走りを楽しみたい人におすすめです。